藤井聡太六冠(20)が叡王戦を3連覇 地元の愛知・瀬戸市では2度の指し直しで大慌て 勝負メシはローストビーフ丼とミニ冷麺

将棋の藤井聡太六冠が28日、岩手県宮古市で行われた叡王戦第4局で、千日手による二度の指し直しという大熱戦を制し3連覇を達成しました。(藤井聡太六冠)「今シリーズは本当に大変な将棋が続いたと思っているので、その中で結果を出すことができたのは嬉しく思っています」
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藤井六冠が菅井竜也八段の挑戦を受けた叡王戦五番勝負第4局は、28日午前9時から岩手県宮古市で行われました。
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2勝1敗で、タイトル防衛に王手をかけて臨んだ藤井六冠と、負ければ後がない、先手・菅井八段の大一番。藤井六冠の地元・愛知県瀬戸市では、商店街やパブリックビューイング会場でファンが声援を送りました。
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(地元のファン)「強くなれ!8冠への道」「まず防衛していただいて、次は名人戦へ」両者とも譲らず午前11前、同じ局面が4回現れる「千日手」が成立し、先手後手を入れ替えて指し直しとなりました。
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しかし、午後6時半すぎには再び千日手が成立!再び指し直しとなりました。神奈川県から瀬戸市に駆けつけたファンは。(藤井六冠のファン)「また1つの楽しみかなと思って、1から応援し直します」
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一方で、慌てたのがパブリックビューイング会場の運営側です!(会場の運営スタッフ)「本当にまさか。ここは9時半には出ないといけない施設。どうしようかと話していたが、続けようと思っている」
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結局、2度目の指し直し局で積極的に攻めた藤井六冠が、午後9時すぎに90手で勝利。シリーズ3勝1敗で叡王3連覇を果たしました。
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(藤井六冠)「今回の叡王戦は名人戦と並行していたが、自分としては十分な準備をして臨むことができたと思う」(藤井六冠のファン)「強かった!名人戦で『名人』を名乗ると決まったら、ファンとしては泣いちゃうかもしれない」終了時間を気にしていたパブリックビューイングの運営スタッフは、会場の利用時間内に対局が終わってよかったと胸をなでおろしていました。
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叡王防衛はあくまで通過点。ファンは最年少名人と七冠達成を心待ちにしています。(藤井六冠)「名人戦第5局もすぐあるので、そちらにもできる限り良い状態で臨めれば」対局が続く藤井六冠の体力を支えるのが毎度気になる勝負メシ。
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パワーの源になった「短角牛のローストビーフ丼とミニ冷麺」について…(藤井六冠)「盛岡冷麺はこちらの名物だし、短角牛もすごくおいしくて、すごくリフレッシュできた」その他、午前のおやつは「不二家厳選あんみつ」午後のおやつは「宇治抹茶のバウムクーヘン」と、地元特産の赤しそをつかった鉄分・ビタミン豊富というジュース「川井ペリーラ」でした。