駐屯地内で無免許でショベルカーを運転 28歳男性自衛官が停職処分「免許を持つ上司が忙しそうだったので」

陸上自衛隊豊川駐屯地で、無免許でショベルカーを運転し、接触した電話線を壊す事故を起こしたとして、28歳の男性隊員が停職処分を受けました。

豊川駐屯地によりますと、中部方面後方支援隊に所属する3等陸曹の男性隊員(28)は2021年3月、駐屯地の敷地内で無免許でショベルカーを運転し、接触した電話線を壊す事故を起こしたということです。

駐屯地の聞き取りに対して男性隊員(28)は、「免許を持っている上司が忙しそうだったので、早く作業を終わらせようと思った」などと説明していて、29日付けで停職4カ月の懲戒処分を受けました。

男性隊員は依願退職する意向だということです。

陸上自衛隊は、駐屯地の敷地内であっても、車両の運転には免許と部隊の許可などを必要とすることを規約で定めています。