子供服のおさがりをもらった時、「嬉しいけれど裾が合わない…」と思ったことはありませんか。そんな時は、裾上げをしてぴったりサイズで着られるように調整しましょう。
暮らしのお役立ち情報を発信するえみ(home_kagaya_o1)さんが、ミシンなしでも美しく仕上げられる方法をInstagramで紹介しています。
おさがりでもらった子供服。わざわざ料金を支払って、専門業者に裾上げを依頼するのはちょっと…と思うママも多いのではないでしょうか。小さな子供服であれば、自力での裾上げ作業も十分に可能。手縫いでも簡単にできる方法を、えみさんが紹介してくれています。
用意するのは、針と糸です。
裏側から針を刺し、裾上げしたい長さに合わせて上下に縫っていきます。
「上・下・上・下…」と、ぐるりと一周させましょう。
最初の位置に戻ったら、糸をぐっと引っ張ってください。途中でちぎれてしまわないよう、力加減は調整しましょう。引っかかってしまった場合には、少しずつ布を手繰り寄せるようにします。
ご覧のとおり、縫い目はまったく見えません。きれいな状態になるよう、形を整えたら完成です。
子供が成長し裾上げする必要がなくなったら、糸を切って取り除けばOK。布をカットしていないため、簡単にもとの状態に戻せます。
えみさんが紹介する方法なら、縫い目は完全に隠れてしまいます。多少ガタガタになっても、仕上がりには影響しないため安心してください。「裁縫があまり得意ではない…」という人でも、きちんと仕上げられるでしょう。
より美しく仕上げたいと思うなら、縫う前にチャコペンで線を引いておくのがおすすめ。裾上げしたい長さに合わせて縫い目の幅を決め、上下の線を分かりやすくしておきましょう。糸を引っ張った時に縮む幅が均一になるため、違和感のない仕上がりになります。
また縫う時に使う糸は、できるだけ太いものを。細い糸しかない場合には、二重にして使うのがおすすめです。縫い目が表に出ないため、あえて派手な色を使うのもよいでしょう。裾を戻したくなった時に、どの糸をカットすればよいのか分かりやすくなります。
薄手のズボンのほうが作業しやすいですが、デニムパンツでも問題なく裾上げ可能です。分厚い生地でも、実際に履いてみたらほとんど違和感のない仕上がりになります。ミシンの扱いが苦手な人でも簡単にできる方法なので、ぜひ参考にしてみてください。
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[文・構成/grape編集部]