数十件の“不適切保育”受け…桑名市が第三者委を設置へ 7月中に再発防止策等「2度と起こらないように」

三重県桑名市の認定こども園で確認された不適切保育をめぐり、第三者による調査委員会が設置されることになりました。

三重県桑名市の伊藤徳宇(いとう・なるたか)市長は30日の会見で、数十件の不適切な保育が発覚した私立「長寿認定こども園」について、大学教授や臨床心理士など第三者でつくる調査委員会を設置すると発表しました。

伊藤桑名市長:
「原因を究明して、今後2度と起こらないようにするのが大事だと思っています」

調査委員会では、7月中に再発防止策などをまとめる方針です。

また市は、園児や元園児の保護者に対しアンケート形式での調査も新たに実施することを明らかにしました。

このほか、近く県と合同で特別監査も実施する予定で、市はこれらの結果をもとに再発防止に向けた今後の対応を決める方針です。