4月の名古屋市議会議員選挙に立候補して落選した歯科医師の49歳の女性らが、選挙の事前運動などをした疑いで書類送検されました。
書類送検されたのは、名古屋市議選で東区選挙区に立候補した歯科医師の女性(49)らです。
捜査関係者によりますと、女性らは選挙活動が禁止されている告示前の今年3月ごろ、女性が院長を務める歯科医院の従業員に選挙活動を手伝わせた公職選挙法違反の疑いが持たれています。
公選法では、立候補の届け出前の選挙活動や、運動員への報酬の支払いが原則禁止されていますが、女性は従業員に金を支払ってポスター貼りやビラ配りなどをさせたということです。
調べに対し、女性は容疑を認めています。
女性は立候補した6人のうち最下位で落選しています(東区選挙区:定数3)。