新潟市の青果物卸売業者 新潟地裁から破産開始決定 負債額は調査中【新潟】

新潟市中央区のカネタ樋口十三郎商店が新潟地裁から破産開始決定を受けたことが分かりました。負債額は調査中です。

民間の調査会社・東京商工リサーチ新潟支店によりますと、カネタ樋口十三郎商店は1977年5月に設立された青果物卸売業者で、近年は市場の仲卸業者から青果物を仕入れ、冠婚葬祭業者や割烹・飲食店などへの販売を主に、不定期ながら店頭での小売りも手がけていたということです。

しかし、冠婚葬祭の小規模化に加え、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う行動制限で、会合や宴会なども自粛され、割烹や飲食店向けの販売も低迷していたとみられています。

新潟県内における新型コロナウイルス関連の倒産は94件目です。