さまざまなものの値上がりが続く中、100円ショップは、家計のオアシスのような存在になりつつあります。とはいえ、100円以外の200円、500円など商品も並べられていますが、探せば素敵なお得グッズはまだまだあります。そんな中で一人暮らしでも、ちょい炊きにも便利な炊飯グッズを紹介します。
画像が、「電子レンジ調理器ご飯一合炊き」です。電子レンジで炊飯できるグッズをネットで検索すると、1,000~2,000円ほど素材もプラスチックから、陶器、ガラス製などさまざまです。この炊飯グッズ、100円という手軽な価格ということもあり、人気過ぎてなかなか店頭に並ばない時期もありましたが、最近は比較的手に入りやすくなっているようです。ちなみに、キャンドゥで購入しました。
1合と0.5合炊きができ、洗米から食卓までこれ1つでできる便利なアイテム。早速炊飯してみましょう。
容器にお米1合を測ってから投入します。
次に洗米していきます。フタで水切りもできます。(本来なら両手で持って水切りをするのですが、一人で撮影しておりますので、片手で失礼します)
無洗米ならすすぐだけなので、より時短になるでしょう。
水切りしたお米に水を240ml加えて、30分以上浸します。
フタのロックがされていることを確認してから、電子レンジで500w10分もしくは600w7分30秒加熱します。
加熱が終ったら、そのまま10分蒸らしたのち、一度ごはん全体を軽くかき混ぜます。
もう一度フタをして、さらに10分蒸らします。
完成しました! 意外にも? (失礼)ちゃんと炊けていてオドロキを隠せません。
ここまでの流れで約1時間弱といったところでしょうか。玄関開けたら2分でごはんとはらなず、帰宅したらまずはお米を洗って浸水させてからの、諸々あれこれお風呂掃除やら食事の準備をしながら炊くといった流れになりそうですね。
気になるお味は、一言でいうとあっさりした食感です。いつもは圧力鍋でごはんを炊いているので、お米がもっちりと糊化しているのですが、これは粘り気をあまり感じません。甘味も感じにくいので、個人的にはちょっともったいないかなとは思いますが、あっさりとしたごはんがお好みの方にとってはアリなのではないかと思います。
タイカレーやカオマンガイのごはんに合いそうなので、料理によって使い分けてもよさそうです。
とはいえ、100円でこのクオリティーのごはんが炊けるならアリだと思います。
炊飯器を置く場所が無いけど、パックごはんばかりでは家計に負担がかかる。といった一人暮らしの方にもいいかなと思います。1合炊いて、0.5合は夕飯、残りの0.5合分は翌日のお弁当用にと取り分けて使うとより節約になりますね。
100円ショップの便利でお得なグッズを活用してみてはいかがでしょうか。
丸山晴美 外国語の専門学校を卒業後、旅行会社、フリーター、会社員、コンビニ店長へと転職。22歳で節約に目覚め、年収が350万円に満たないころ、1年で200万円を貯める。26歳でマンションを購入。2001年に節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザーの資格を取得し、お金の管理、運用のアドバイスなどを手掛け、TV、雑誌などで幅広く活躍している この著者の記事一覧はこちら