自分のルーツを知る上でも、実の親を知りたいと思う人は少なくないだろう。海外では、実の親との再会が、人生最悪の経験になってしまった人がいる。
アメリカ・フロリダ州のホテルで、意識混濁の状態の女性に性的暴行を加えたとして、警察が父親の男を逮捕した。海外ニュースサイト『Law and Crime』『iHeart』などが5月9日までに報じた。
報道によると2021年8月9日、実の父親に会うために女性がフロリダ州を訪れた。女性は幼児期に養子に出されており、育ての親の下で育った。成人してから、女性は生みの親探しを始めて、SNS上で実の父親を探し当てたそうだ。女性は父親と連絡を取り、実際に会いにいくことにしたそうだ。
>>病院のウォーターサーバーに放尿、清掃員の男を逮捕 水を飲んだ女性が性感染症に<< 父親(以下A)は53歳だった。なお女性の年齢、居住場所などは非公開となっている。同日、女性は無事に男と再会。バーでお酒を飲むなど、1日一緒に過ごしたという。夜になりAは、女性の宿泊するホテルの部屋まで、女性を送り届けたそうだ。そこでさらに、2人はお酒を飲んだ。このとき、LSDも摂取。LSDは女性合意の下、2人で摂取したそうだ。LSDは強い幻覚作用をもたらす薬物で、使用、所持が法的に規制されている。 薬物摂取後、意識がもうろうとするなか、女性はAから性的暴行を受けた。抵抗できない状態だったという。薬の作用が弱まったころ、女性はトイレに逃げ込み、交際中の男性に電話で「レイプされた」などと報告。彼氏が警察に通報した。すぐに警察が駆け付けるも、Aは逃走した後で姿はなかったという。 事件発生から2年ほど経過した2023年5月1日、起訴できるだけの証拠がそろったようで、警察が性的暴行、違法薬物所持などの疑いでAを逮捕した。Aは「私と彼女の間で起こった出来事は犯罪ではない」などと容疑を否認しているという。近日中にAの裁判が開かれる予定だ。 このニュースが世界に広がると、ネット上では、「逮捕まで2年?何かおかしい」「不思議な親子関係。再会した父親と、お酒を飲んで薬もやる娘」「飲酒と薬はOKだが、セックスは合意していないという意味か」「実の娘に手を出そうとする時点でアウトだと思う」「実際、実の娘とは、そういう気になれない」「警戒心なさすぎ。初めて会う男には気を付けないと」「DNA鑑定はした? 実の父親のフリをした犯罪者かもしれないぞ」といった声が上がった。 実の父親といえども、初めて会う男性だ。力で劣る女性は、二人きりにならないなど用心するに越したことはないだろう。 記事内の引用について Man drugged and raped his biological daughter during first meet since her adoption: Police(Law and Crime)より https://lawandcrime.com/crime/man-drugged-and-raped-his-biological-daughter-during-first-meet-since-her-adoption-police/ Woman Raped By Father She Just Met(iHeart)より https://www.iheart.com/content/2023-05-09-woman-raped-by-father-she-just-met/