渡辺名人が指しやすい状況…『名人戦』第5局 藤井六冠が56手目を封じ1日目終了 両者の持ち時間ほぼ同じ

藤井聡太六冠が渡辺明名人に挑む将棋の名人戦第5局は、56手目を藤井六冠が封じ、1日目を終えました。

長野県高山村の藤井荘で始まった将棋の名人戦七番勝負の第5局。藤井聡太六冠は、今回勝てば史上2人目の七冠達成となるほか、最年少名人の記録を40年ぶりに更新します。

第5局はカド番となった渡辺名人の先手で始まり、午前は慎重に駒組みが行われましたが、午後に藤井六冠が仕掛けて難解な局面を迎えました。

そして藤井六冠が56手目を封じ1日目が終了。両者の持ち時間はほぼ同じですが、渡辺名人が指しやすい状況となっています。

6月1日は午前9時に対局が再開します。