豊橋球場を総合スポーツ公園に移転…跡地に『新アリーナ』建設へ 開業は1年遅れの2027年度の可能性も

愛知県豊橋市で進められている新アリーナの建設計画について、豊橋球場を移転し、跡地にアリーナを建設することになりました。

浅井豊橋市長:
「野球場を動かすことによって多目的屋内施設もできますし、全体的なスポーツの環境が飛躍的に良くなると」

豊橋市が進める新アリーナの建設を巡っては、予定地の豊橋公園の一部が県の定める氾濫想定区域に含まれるなどとして、市民グループが反対していました。

豊橋球場は氾濫想定区域に含まれておらず、市は移転させた跡地にスポーツやイベントのほか、防災活動拠点としても活用する新アリーナを建設する計画を発表しました。

建設資材の高騰の影響などで、開業は予定より1年遅れて2027年度になる可能性もあるとしています。

また豊橋球場は、西におよそ5キロの三河湾に臨む「豊橋総合スポーツ公園」に移転するということで、計画全体で費用はおよそ220億円を見込んでいます。