「メタルは人を救う!」ビビる大木とヘヴィメタル対談!

TBSラジオ「武田砂鉄のプレ金ナイト」毎週金曜日の夜10時から放送中!
5月26日の放送回のゲストは、ビビる大木さん!
大木さんは大のメタル好き!「メタルについて話す人がいない」とほかのラジオ番組で話されていたという情報を入手し、今回お呼びさせてもらいました!
大木さんのメタルへの入口は、中学の時から。当時、レコードからCDになるタイミングで、レンタルCDが流行り始め、Bon Joviと出会います。「それまでなんとなくBOWYとかプリプリとか聴いてたんで、初めて買ったCDは渡辺美里っていうような。あのときは、『こんなに激しくてかっこいいのがあんのか!』と思って、『Bon Joviよりもっと激しいのないかな』と思ったけど、その頃の僕はロックの雑誌があることも知らないし。本当ORICON WEEKLEYしか知らなかったんです、音楽紙を。それから、しばらくRod StewartとかいってEaglesいったり、Eric Claptonいったりって、メジャーどころを何となくラジオで聞いたりしながらいて。『なんかもっと激しいの』が、そのときにようやく、19ぐらいのときにようやくですよ。たまたま知り合った友達に、『Yngwie知ってるか』って言われて。『なんだそれ』って言って聞かしてもらったら、『俺、中学のときから出会いたかったのこういうことなんだよ』みたいな。ようやく出会ったんですよ!それでYngwieが影響を受けたのは、Ritchie BlackmoreだっていうんでDeep Purpleっていうのを聴くわって。もう、もう金がなかったんでね、ディスクユニオンとレコファン行って、『もう1枚1000円以内の中古CDないかな』とカタカタカタって(レコファンの棚を探る音)やりましたよ、それを!何回通ったかそっからです。だから入口は意外と僕Yngwie 、Deep PurpleとRitchie Blackmoreが好きになっちゃって。
砂鉄さん「僕はだから大木さんがね、ジョン万次郎好きじゃないですか。ジョン万次郎について書かれている中で、その『ジョン万次郎ってのは、人生流された先で頑張る』と。これまさにCozy Powellですよね。色んなバンドを転々としても、そこで与えられた役割を完全に達成するという。Cozy Powellの生き方ですよね」。大木さん「それでちょっとね、わがまま言って離れていくみたいな。洋楽はみんなそうですよね」。
止まらないメタル愛!大木さんに選曲もしていただきました!Rising Force / Yngwie MalmsteenIron Fist / Motrhead
砂鉄さんはMotrheadのTシャツでした。
現在「お笑い中間管理職」の大木さん。「上も下もいるし、時には自分が先頭を切って働くときもあるっていう。上の方からしたら、『今日そこちゃんとやっとけよ』っていう雰囲気。下からすると、『直接言えないんで大木さん言っといてください』みたいな。上の方との間に入るみたいな、そんなのがずっと続いた感じ」。
また、大木さんはお酒飲まれないということで、「お酒を飲まない後輩たちをファミレスに集めて、本を読む」読書会をやられているそう。「僕あれ、『平成の松下村塾』って呼んでたんですよ。『勉強しろ!』と『俺たちは勉強しかない!』っつって。酒も飲めないんだしそのとき無理やり読書させた人たちがね、何となくちょっと世に出たんですよ。『朝まで酒じゃなくても俺たちは世に出れる』っていうね」まさにそれはもう改革です
他にも、「こんばんみー!」、「ヘビメタで怒られる」、本棚に「Cozy Powell限りなき挑戦」、「フジロックの前にレミーがアメ横で飲んでましたよね」、「負けるんじゃない!」、「テレビで着ろよIron Maiden!」、「引っ張ってくれましたね、ギターソロたちが」などについて伺いました。