シナプルリンクは5月30日、「嫌な上司・理想的な上司」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は4月20日、男女20代~50代の会社員202名を対象にインターネットで行われた。
調査によると、「職場に嫌いな上司がいる」という人は61.4%。「上司が理由で会社を辞めたいと思ったことがありますか?」と聞くと、63.9%が「はい」と回答した。
そこで、職場の上司の嫌なところを教えてもらったところ、「相手によって態度を変える」と「気分屋(言動に一貫性がない)」(45.2%)がトップに。次いで「高圧的」(44.4%)、「他人の意見を聞かない」(37.1%)、「嫌みや説教が多い」(35.5%)が上位にあがった。
次に、「職場に嫌いな上司がいる」と回答した人に、上司との関わりで一番面倒だと思う事を聞いたところ、「業務内容の確認や指導」(27.4%)、「プライベートな話・雑談」(16.9%)、「報連相」(15.3%)が上位に。
また、嫌な上司のエピソードを聞くと、「突然キレだす」「気に入らないことがあると不機嫌になる」「常に高圧的で偉そう」「コロコロ言うことが変わる」「体調不良などの急な休みでいやな顔をされる」「私と他の人との態度があからさまに違う」「私の仕事にいちいち文句を言う」「ミスをあら探しして怒鳴りつけてくる」「プライベートのことにまで口を出す」「仕事ができない」「自分より仕事ができる人を不本意な異動で退職に追い込む」「ミスを人のせいにする」「愚痴や悪口ばかり言っている」「責任を取らない」といった不満の声が寄せられた。
最後に、理想の上司像について質問したところ、「親しみやすい」(64.9%)がトップに。次いで「頼もしい」(61.4%)、「指導力がある」(56.9%)、「優しい」(46.5%)、「明るい」(38.6%)と続いた。