35歳の男が公衆浴場のサウナで自慰行為見せつけ捕まる…逮捕がケースバイケースのワケ

見ず知らずの他人に見せつけたかったのか、それとも複数のオトコの全裸姿を見てコーフンしたのか──。
入浴施設の男性浴場サウナ内で自慰行為をしたとして、東京都府中市の会社員、鶴巻慎平容疑者(35)が27日、公然わいせつの疑いで三重県鈴鹿署に逮捕された。
鶴巻容疑者は27日午後8時ごろ、鈴鹿市内のスーパー銭湯内のサウナで、複数の男性客が汗をかき、リラックスしている中、いきなり下半身を露出して自身の男性器をしごき始め、あろうことか、利用客たちの目の前で射精した。驚いた客が「サウナで自慰行為をしている男がいる」と110番。駆け付けた警察官に現行犯逮捕された。
調べに対し、「自慰行為を見せつけたことに間違いはありません」と供述し、動機についてはまだ話していないという。
鶴巻容疑者は三重県の実家に帰省していたこの日、買い物を終えて、1人でスーパー銭湯を訪れていた。
通報を受け、警察官が現場に到着した際はすでにサウナから出て、浴室内の岩陰に隠れていた。通報者に「自慰していたのは、コイツです」と突き出された。
逮捕容疑は公然とわいせつな行為をしたからで、今回のように逮捕に至るかどうかは、ケースバイケースだという。
「逮捕に踏み切ったのは、あくまで容疑者に逃走や証拠隠滅の恐れがあったからです。居住地が東京だったため、連絡がつかなくなることも考えられます。地元在住だったら、任意捜査になっていた可能性もある。居合わせた利用客も呆気にとられたと思いますよ。皆、汗をかいて疲れを取り、リラックスするために来ているわけですから、目撃者は気の毒としかいいようがありません。店側にとってもへんな噂が立ったら困るでしょうから、迷惑な話です。同性愛者だった? 調べてみないと分かりません」(捜査事情通)
■「ハッテン場」になっている入浴施設も
ネット上では、国内各地の銭湯やサウナが「ハッテン場」として紹介されている。
「出会い」を求めて公衆浴場を利用するゲイも多く、場所によっては客同士のトラブルも絶えないというから、のんびり汗も流せない。