乗客4人がケガ…走行中の市バスが対向車との衝突避けようと急ブレーキ 78歳女性は手すりに顔ぶつけ唇切る

名古屋市南区で30日、走行中に急ブレーキをかけた市バスの車内で乗客4人が手すりに頭をぶつけるなどして軽いケガをしました。

30日午後6時半過ぎ、名古屋市南区桜本町の笠寺西門北交差点で、青信号を直進していた新瑞橋発新瑞橋行きの市バスが右折の対向車と衝突しそうになりました。

市バスは急ブレーキをかけましたが、弾みで乗客およそ20人のうち、78歳の女性が手すりに顔をぶつけ唇を切るなど、合わせて4人が軽いケガをしました。

4人はいずれも着席していて、病院に運ばれ手当てを受けたということです。

市バスと乗用車の衝突は回避されましたが、名古屋市交通局は「車内で事故が発生し、怪我をされたお客様にお見舞い申し上げます」とコメントしています。