新設の衆議院愛知16区…公明党候補を“与党候補”とする自民党本部の決定を県連が了承「決定権は党本部」

衆議院の区割り変更で新設された愛知16区について、自民党の茂木幹事長が自前の候補者の擁立を見送る方針を示したことを受け、自民党愛知県連は6月1日、党本部に了承する旨を伝えました。

衆議院の「10増10減」で新設された愛知16区を巡っては、自民党本部は候補者擁立を見送り、公明党が擁立を発表した伊藤渉衆議院議員(53)を与党候補とする方針を示していました。

自民党愛知県連は党本部に独自候補擁立を訴えていましたが、6月1日、党本部を訪れた丹羽秀樹県連会長らが取材に応じ、茂木幹事長らから改めて見送りを求められ、県連として了承する旨を伝えたということです。

丹羽秀樹県連会長:
「公認・推薦の決定権は党本部でありますので、そう決めるのであれば意見を具申しながら、またしっかりと地元にも説明しながら、それにそぐう形で持っていきたい」

反発している地元の意見も伝えていて、今後の協力体制は不透明です。