史上初の八冠へ…藤井六冠が名人戦で勝利「七冠」と「最年少名人記録」を同時達成 残るタイトルは王座のみ

将棋の藤井聡太六冠は、6月1日に長野県で行われた名人戦第5局で勝利し、史上2人目の七冠を達成しました。

名人戦第5局、藤井六冠は中盤で形勢を逆転して以降、渡辺明名人(39)をリードし、午後6時53分に94手で勝利しました。羽生善治九段以来史上2人目の七冠を達成し、さらに「名人」獲得の最年少記録も更新しました。

藤井聡太七冠:
「(七冠は)そのこと自体を意識していたというわけではないので。良いところも、また課題も多く出たシリーズだったかなと思う」

地元の愛知県瀬戸市では、歴史的快挙を見守ったファンから喜びの声があがりました。藤井七冠が残る「王座」を獲得すると、史上初の「八冠」が誕生します。