幸運を招く方角・恵方を向き黙々と巻き寿司を食べることで福が舞い込むとされる恵方巻き。新潟市のホテルが今年、少し変わった恵方巻きを作りました。
【山中アナウンサー】
「恵方巻きのようにも見えるこちら実はパンなんです」
その名も“恵方巻き風ソーセージパン”
新潟市中央区のこちらのホテルでは今年初めて恵方巻きの形をしたパンを販売しました。
【ホテルオークラ新潟 製菓製パンマネージャー 仲村 朝章 さん】
「見て楽しいパン、食べて笑顔になるパンを作りたくて、恵方巻きというイベントを上手く使って開発してみました」
仲村さんが開発した恵方巻き風のパンにはたくさんのこだわりが。
【ホテルオークラ新潟 製菓製パンマネージャー 仲村 朝章 さん】
「最初は白い生地に通常の太巻きを作るように乗せていたんですけど、やっぱり具が偏ったり綺麗にみえないので」
恵方巻きのように丸い形を維持するために、パンの包み方は何度も試行錯誤を重ねました。そのほかにも。
【ホテルオークラ新潟 製菓製パンマネージャー 仲村 朝章 さん】
「濃度の高い濃い物を使用します、安全に食べたいので自然の物でなるべく色をつけたい」
赤はトマト、緑はホウレンソウ、黄色はマスタードなど濃いペーストを使うことで綺麗な断面の完成です。
【お客】
「ぬいぐるみみたいな感じでよくできているなと思いまして」
「普通の恵方巻きだとマンネリ化してきたので(子どもが)パンだと喜んでくれるかなとおもって購入してみた」
気になる味は?
【山中アナウンサー】
「今年の恵方は南南東と言うことで南南東を向いていただきます」
願いを込めて黙々と食べ進めます。
【山中アナウンサー】
「トマトとホウレンソウとマスタードの味が結構しっかりしているので、ホットドックを食べているような感覚です」
ホテルは今後、5月のこどもの日に合わせた鯉のぼりなど。季節ごとに楽しいパンを作る予定です。