愛知県で2例目のエムポックス(サル痘)患者確認 発熱・発疹・のどの痛みなどの症状がみられるも容体は安定 海外渡航歴のない40代男性

愛知県は1日、県内2例目となるエムポックス(サル痘)の患者が確認されたと発表しました。感染が確認されたのは40代の男性で、発熱、発疹、のどの痛み、倦怠感、肛門直腸痛、リンパ節の腫れなどの症状がありますが、容体は安定しているということです。男性は5月30日に医療機関を受診。海外渡航歴はないということです。県は、エムポックスを疑う症状がみられる場合は、かかりつけ医や最寄りの医療機関に相談するよう呼び掛けています。
エムポックス(サル痘)関連法令の変更で5月26日より「サル痘」から名称が変更された。エムポックスウイルスにより引き起こされる。潜伏期間は6~13日とされ、発熱、頭痛、リンパ節の腫れ、筋肉痛などの症状が0~5日続き、発熱の1~3日後に発疹が出現。発症から2~4週間で治癒するとされる。主に感染した人や動物の皮膚や体液、血液に触れたり、長時間飛沫にさらされたりして感染するとされる。