水害時に隣接する市で駐車場を相互利用へ 過去の水害教訓に…「相互的に助け合いを」【新潟】

5月31日、水害が発生した時に車で一時避難できる場所を増やそうと新潟県長岡市と見附市は市内の大型駐車場をそれぞれの市民が利用できる協定を結びました。

今回の協定では、長岡市民は信濃川が氾濫するおそれがある場合、車による一時的な避難先として見附市が持つ施設の駐車場に滞在することができます。

対象の駐車場となるのは、みつけイングリッシュガーデンや運動公園など4か所で主に中之島地区の住民の利用を想定しています。

一方、見附市民は刈谷田川の洪水時、長岡市営スキー場と悠久山公園の駐車場に車で一時避難することができるようになります。長岡市で働く見附市民の利用を想定しています。

【長岡市 磯田達伸 市長】
「(中之島)全域の皆さんを避難させるには見附市の助けがいるということで、そこで車で移動していただくと、相互的な助け合いをやろうと」

長岡市の磯田達伸市長は「水害の際、どのように避難するか家庭で話し合っていただき、見附市の避難先についても活用してほしい」と話しています。