約半数の人事・教育担当が選んだ、「業績アップ」に必要な人材とは?

オレコンは「採用に関する満足度、採用したい人材」に関する調査結果を、5月25日に発表した。調査は5月15日~17日の期間、採用・人事・教育の担当者435名を対象にインターネットにて実施したもの。

自社に入社する人材に対し、「やや」を合わせて37.7%が「不満」であることが明らかに。次に、自社の業績アップのために必要だと思う人材について尋ねると、「円滑に意思疎通がとれる」(49.2%)が最も多く、次いで「仕事に対するやる気を維持できる」(42.3%)、「上司の指示なしに業務に取り組める」(32.4%)と続いた。

次に、会社の業績に貢献できる人材を「採用できていないと思う」(39.8%)と回答した人を対象に、その理由を尋ねると「人材の育成に時間がかかる」(31.8%)がトップに。次いで、「入社後、結果を出せないまま辞めてしまう」(29.5%)、「採用基準が明確でない」(28.9%)と続いた。そのほか、「応募数」「入社後の働き方のギャップ」など、さまざまな採用~教育のプロセスに問題を感じていると、同調査は分析している。