「喫茶店で書類をなくした」というウソの電話で、高齢の女性からキャッシュカードをだまし取ったとして、オレオレ詐欺グループの指示役とみられる男が逮捕されました。
逮捕されたのは、住所不定・無職の青木真悟容疑者(23)で去年12月、共犯者にウソの電話をかけさせ、愛知県岡崎市の女性(80)からキャッシュカード3枚をだまし取った疑いです。
電話では孫をかたり「喫茶店で会社の書類などをなくした」などと訴え、女性は会社の上司の親戚を名乗る少女にカードを渡し、現金およそ60万円を引き出されました。
青木容疑者は、すでに逮捕された受け子の少女にクラブで声をかけて勧誘し、犯行の指示をしていたとみられています。
同様の手口の詐欺事件は去年の夏ごろから愛知県内で相次いでいて、警察は余罪を調べています。