高級ブランド「シャネル」の偽物の髪留めをネットオークションで販売したとして四街道署は31日、商標法違反などの疑いで埼玉県飯能市の自称無職の女(59)を千葉地検に書類送検した。
書類送検容疑は昨年8~10月、シャネルの偽造ロゴが入った髪留めなど3点をオークションに出品して落札させ、計1万2940円で譲渡。今年2月には、シャネルを含む5社の偽商標を付けたピアスなど485点を販売目的で所持した疑い。
昨年9月~10月、髪留め3点を販売して得た代金計1万776円などを知人の口座に入金させた組織犯罪処罰法違反の疑いも持たれている。
同署によると、「生活費を稼ぐために偽物のブランド品を販売していた」と容疑を認めている。昨年8月に同署員が行ったサイバーパトロールで発覚。昨年8月23日~11月25日に同様の手口で約160万円の売り上げがあったとみられ、同署は入手経路などを調べる。