愛知県東部に“線状降水帯”再び発生…豊川市でも「緊急安全確保」発表 3日明け方にかけて大雨の所も

愛知県東部では、2日午後8時前に線状降水帯が再び発生し、豊川市でも「緊急安全確保」が発表されました。

気象台は2日午後7時50分ごろ、愛知県東部に再び線状降水帯が発生したと発表しました。豊橋駅周辺では午後8時ごろ、雨が激しく打ち付けました。

2日の雨で川の水位が堤防を越え、豊橋市に続いて午後8時過ぎには豊川市でも5段階の警戒レベルで危険度が最も高い「緊急安全確保」が発表されました。

岐阜県瑞浪市では、午後2時半過ぎに土岐川が氾濫したほか、川沿いの道路が崩壊して水道管が破断したため、断水が発生しました。

午後9時50分現在も、土砂災害警戒情報や大雨警報が愛知県の東部などで出されています。

大雨は交通機関にも影響を及ぼしています。

JR東海は東海道新幹線の名古屋駅と東京駅間の上下で2日の運転をとりやめ、在来線も東海道線の豊橋駅と刈谷駅間などで終日運転見合わせとしました。

私鉄各線も、一部区間で運転を見合わせています。

気象台は、3日の明け方にかけて大雨となるところがあるとして、引き続き土砂災害などへの警戒を呼び掛けています。