東北はすでに30度超え 急な暑さで熱中症に警戒の画像はこちら >>
6日は全国的に見ても東北が暑くなっていて、既に岩手・釜石で30℃を超えています。梅雨が近づき蒸し暑さも増してきますので、東北太平洋側を中心に熱中症に警戒が必要です。
釜石は午前中から30℃超 熱中症に警戒
きょう6日(火)の東北地方は高気圧に覆われ、広く日差しが届いています。正午までの最高気温は、岩手県釜石で30.3℃と30℃以上の真夏日になっているほか、福島29.3℃など、南西諸島を除いて東北が全国の気温の上位に入っています。予想最高気温は、福島31℃、山形30℃、仙台26℃、盛岡27℃、秋田26℃、青森28℃の予想です。秋田県の横手など内陸部でも30℃に達する予想です。きのうと比べると3℃くらい高い所が多いでしょう。きょうは東北の太平洋側を中心に熱中症の危険度は警戒レベルの所が多く、こまめな水分補給や休憩、適切な冷房使用などが必要です。屋外での作業や激しい運動、一人暮らしのお年寄りの方など、警戒が必要です。
熱中症 覚えておきたい「応急処置」
熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。
この先も蒸し暑い日が多い
この先も、東北地方は最高気温が25℃以上の夏日になる日が増えて、蒸し暑い日も増えてきます。熱中症への注意はもちろんですが、食べ物も傷みやすくなります。手洗いをこまめにしたり、食品は冷蔵庫へすぐ入れたり、調理中はしっかり加熱したりしましょう。