52歳の男性教官に「強い恨みはなかった」という趣旨の供述 陸上自衛隊射撃場での銃撃事件 逮捕された18歳自衛官候補生の同級生は「自衛隊の仕事に就きたいとずっと言っていた」

自衛隊員3人が死傷した射撃場銃撃事件で逮捕された男が、殺害した男性教官に、「強い恨みはなかった」という趣旨の供述をしていることがわかりました。
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18歳の自衛官候補生の男は、岐阜市の岐阜拘置支所に留置され、自衛隊の警務隊による取り調べを受けているとみられます。男は14日、岐阜市の陸上自衛隊の射撃場で、自衛官になる前の最後の射撃訓練中に、隊員3人に向けて小銃を発砲しました。
CBC
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男は高校時代、同級生に「自衛官になりたい」と夢を語っていましたが、小中学校時代を知る人は「短気な面もあった」と話します。
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(高校の同級生)「自衛隊の仕事に就きたいとずっと言っていた」(高校同級生)「高3の時に自衛官になりたいと言っていた」(小・中学校の同級生)「普通に話したら優しいけれど、短気なところがあった」(小・中学校の同級生)「物静かで先生に怒られたら、よくいらついていた」
捜査関係者によりますと、この事件で死亡した52歳の一等陸曹・菊松安親さんと逮捕された男は、日常的に接する立場ではなく、男も「菊松さんに対して強い恨みがあったわけではない」という趣旨の話をしていることが新たに分かりました。
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自衛隊警務隊と警察は、訓練中、2人の間にどういうやり取りがあったかなど、動機の解明に向け慎重に調べを進めています。