中越沖地震から16年が経った16日、大きな被害を受けた柏崎市では犠牲者を悼み黙祷が捧げられ、地域住民が防災意識を新たにしました。
中越沖地震の発生から16日で16年が経つのに合わせ、柏崎市の番神堂では犠牲者を悼む法要が営まれ、参列者が黙祷を捧げました。
2007年7月16日に発生した中越沖地震では、柏崎市や刈羽村などで震度6強を観測。15人が死亡し、約7万6000棟の建物に被害が出ました。
【参列した人】
「色々と思い出すと涙が出ちゃいますけど、一日一日を大切に過ごせて行けたらなと思いました」
「今やっと町の中も本当にきれいになった。この先またこんなことが起きなければいいなと願っている」
まちの復興が進む中記憶の風化を防ごうと、参列した人は防災の意識を新たにしていました。