台風5号は非常に強い勢力へ 先島諸島は荒天の恐れ 本州付近は再び酷暑 2週間天気

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台風5号は非常に強い勢力で、26日(水)頃から沖縄の先島諸島に接近の恐れ。先島諸島では暴風や高波、大雨、高潮の恐れがあります。台風が太平洋高気圧の勢力を強め、本州付近は猛烈な暑さに。40℃に迫る暑さとなる所もあるでしょう。熱中症に警戒が必要です。
台風5号 沖縄は先島諸島を中心に荒天の恐れ

23日(日)午前3時、台風5号は、フィリピンの東の海上を西北西へ進んでいます。このあとも発達しながら進み、24日(月)には強い勢力に、25日(火)は非常に強い勢力になるでしょう。昨日の予想より西よりに進路をとる予想になってきていますが、26日(水)から27日(木)頃にかけて沖縄の先島諸島に接近する恐れがあります。沖縄は24日(月)頃から波が高くなり、25日(火)から、うねりを伴い次第にしけとなるでしょう。海水浴シーズンですが、海のレジャーは注意が必要です。台風の進路によっては26日(水)から27日(木)頃にかけては石垣島など先島諸島を中心に暴風が吹き、警報級の大雨となる恐れがあります。猛烈なしけや警報級の高潮となる恐れもあり、海岸付近には近づかないようにしてください。台風の進路や進む速度によって、影響や荒天期間が変わる可能性があります。最新の台風情報をご確認ください。
本州付近は酷暑

台風が勢力を強めながら北上することで、本州付近を覆う太平洋高気圧の勢力が強まる予想です。東北から九州は強い日差しが照り付けて、猛烈な暑さとなるでしょう。東京都心や名古屋市、大阪市などは連日のように猛暑日(最高気温35℃以上)となり、うだるような暑さが長く続く見込みです。週半ば頃は熊谷市など関東の内陸部を中心に最高気温が40℃に迫る危険な暑さとなる所もあるでしょう。熱中症リスクが高くなります。熱中症対策を万全になさってください。一方、北海道は、24 日(月)から25 日(火)は暖かく湿った空気の影響で、雷を伴って激しい雨が降り、雨量が多くなる恐れがあります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、落雷、突風に注意が必要です。
厳しい暑さ続く 8月3日(木)頃から東海以西で雨

7月31日(月)から8月2日(水)頃までは東北から九州は夏空が広がる見込みです。3日(木)頃からは湿った空気の影響で、東海から九州で雨が降りやすいでしょう。北海道は雲の多いすっきりしない天気の日が多くなりそうです。沖縄は雨の降る日が多いでしょう。最高気温は北海道から関東で平年より高い日が多く、東海から九州は平年並みの日が多くなりそうです。一年で一番暑い時期で、猛暑日になる所が多いでしょう。引き続き暑さ対策は万全になさってください。
高波に注意 台風が離れていても 海には近づかないで

台風が近づくと波が高くなり、台風の中心付近では、波の高さが10メートルを超えることもあります。沿岸部では、大雨や暴風だけでなく、高波にも注意が必要です。そこで、台風が近づいている時に、絶対にやってはいけないことは、海に近づくことです。海の様子を見に行ったり、サーフィンや釣りを楽しんだりすることは、高波にさらわれる恐れがありますので、とても危険です。また、台風から離れていても、油断はできません。天気は穏やかなのに、台風から発生した「うねり」が届いて、急に高波が打ち寄せることもあります。波浪警報や波浪注意報が発表されている時には、むやみに海に近づかないでください。