F-16装備の飛行隊がかなりの数できるみたい。
オランダとデンマークの両国は2023年8月20日、ウクライナにF-16戦闘機を供与すると発表しました。
この日、ウクライナのゼレンスキー大統領がオランダを電撃訪問しましたが、その際にオランダ空軍のF-16戦闘機を視察。その後行われた共同記者会見で、オランダのマーク・ルッテ首相が明言、オランダ国防省のリリースでもそのことが明記されています。なお、ウクライナのゼレンスキー大統領はオランダから供与される機数について42機と公式テレグラムに記しています。
ウクライナ待望! F-16戦闘機61機供与へ オランダ&デン…の画像はこちら >>オランダ空軍のF-16戦闘機を視察するウクライナのゼレンスキー大統領(右から2番目)とオランダのルッテ首相(画像:ウクライナ空軍)。
そのオランダ国防省の公式発表とほぼ同時に、デンマーク国防省もプレスリリースでF-16のウクライナ供与を発表。機数は19機とのことです。
両国の機数を合算すると61機のF-16がウクライナに引き渡される計算になります。これに関してウクライナメディアは、1個飛行隊14機で編成する場合、オランダ供与の数で3個飛行隊を作ることができるとしており、デンマークから引き渡された機体を合算すると総計4個飛行隊(プラス予備)が編成可能な模様です。
また、ウクライナのオレクシー・レズニコフ国防大臣は、自身の公式X(旧ツイッター)において、F-16戦闘機に関するパイロットを含めた要員の訓練はすでに始まっていることを明らかにしています。