子どものSOS見逃さないで 9月1日は子どもの自殺者数最多 “口数が少ない、表情が暗い時は気にして”

過去約40年で集計した18歳以下の児童・生徒の自殺者数は、9月1日が1年で一番多いため、休み明けは子どものSOSを見逃さないようにすることが必要です。(4年生)「(Q.学校楽しみ?)うん。(Q. 何したい?)お絵描きしたい」(2年生)「学校は楽しい」「(Q.何したい?)外で遊んだりみんなと仲良くしたい」(父親)「(Q.子どもが学校に行きたくないとか漏らすことはない?)ないですね。うちの子は」
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新学期がはじまる1日が楽しみだと話す子どもがいる一方で…(大石アンカーマン)「こちらチャイルドラインあいち事務局。ご無沙汰しています」
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NPO法人のチャイルドラインあいち。ここには悩みを抱えた子どもたちからのSOSが電話やチャットで毎日30件近く届いています。(大石アンカーマン)「“自分を隠して偽るのももう疲れた” かなり深刻な内容の呟きもありますね」(チャイルドラインあいち・髙橋弘恵理事)「漠然とした不安が段々と深刻になっている感じ」
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理事の高橋さんは、2学期のスタートを前にしたこの時期、「死にたい」や「消えたい」と言った言葉から始まる深刻な相談が増えていると話します。(チャイルドラインあいち・髙橋弘恵理事)「部活の人間関係やクラスの友達関係。(悩みは)それぞれあるけど、学校が始まると再開するというのがストレス」2学期は、修学旅行や運動会など学校行事が増える時期。「人間関係」についての相談が目立つといいます。実際に新学期が始まる9月1日は、子どもたちが自ら命を絶つ数が最も多いというデータがあります。
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事務所の壁には寄せられた悩みを書き留めたメモが。「馬鹿にされるので学校に行きたくない」「何の為に生まれてきて、生きているのかわからない」
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1日から始まる2学期。子どもたちに普段と違う様子がないか親が気づいてあげることが大切だといいます。(大石アンカーマン)「31日夜から1日にかけて、子どものどういう所を親は見ておけばいいですか?」(チャイルドラインあいち・髙橋弘恵理事)「口数が少なくなったりとか、暗い表情をしていたりとかは気にしてあげてほしい」(大石アンカーマン)「学校に行きたくないサインかもしれない?」(チャイルドラインあいち・髙橋弘恵理事)「“気にしているよ”というサインがゆるく伝わるといい。親に言ったら(学校に)行かされると思ったら二度と相談してくれなくなるので。(悩みを)聞いてくれるかもと思ってもらうことが大事」
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