沖縄最年少! 小4が天文宇宙検定2級に合格 目を輝かせ語った将来の夢

沖縄県うるま市の伊波小4年の仲間修都さん(10)が天文宇宙検定2級に合格した。宇宙好きで、学校では「星くん」「宇宙くん」と呼ばれている。日本宇宙少年団名護分団によると、2級は高校卒業程度の知識が問われ、これまでの2級合格者の中で県内では最年少という。(中部報道部・仲村時宇ラ)
以前から宇宙の図鑑やユーチューブの動画をよく見ていたという修都さん。2年生の頃、父の修也さん(38)が惑星を配置したり、ロケットを組み立てて宇宙に打ち上げたりするシミュレーションゲームを買い与えるとさらにのめり込むようになった。
宇宙に関する修都さんの豊富な知識に驚いた母親の綾子さん(38)が天文宇宙検定の存在を知り、受検を勧めた。3年生の頃には4級に合格し、今回は3級を飛び越えた2級に挑戦した。
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合格の知らせに「自信がなくて不安だったから、うれしくて『わーっ』と声が出た」と喜ぶ修都さん。「次は20歳までに1級に合格するのが目標。将来はロケット開発をして、新しい発見をしたい」と目を輝かせた。