特殊詐欺被害を防止しようと、新潟県警備業協会が防犯機能付き電話機を県警に寄贈しました。
県警備業協会は毎年11月1日の「警備の日」にあわせ、警備業者や警備員への信頼を高めるための広報・啓発活動を行っていて、今年は防犯機能付き電話機30台を県警に寄贈しました。
県内では今年、9月末現在で143件、3億4663万円の特殊詐欺被害が発生していて、このうち79件が自宅への電話が被害のきっかけとなっています。
防犯機能付き電話機は会話を録音するなどの機能が備えられていて、犯罪の未然防止が期待されます。
【県警備業協会 野沢慎吾会長】
「こういう電話が普及することでそういう犯罪の数が減ったりすればありがたい」
寄贈された電話機は各警察署で実施されるキャンペーンで活用される予定です。