他人と同居すると、少なからずストレスはたまる。海外ではルームメイトの行為に腹を立てた男がルームメイトを殺害する事件が起きた。
アメリカ・フロリダ州で、22歳の男がルームメイトの男性を殺害。殺害理由はルームメイトが男の食べ物を地面に投げたからだったと海外ニュースサイト『New York Post』と『The Daily Star』などが2月21日までに報じた。ルームメイトの男性の身元の詳細は不明だが、35~45歳と発表されている。
>>25歳男、駅のホームで78歳男性の耳や顔をかみちぎる 右耳は損失、頭部は頭蓋骨が露出する<< 報道によると、男と男性は不法移民だったという。2人の関係性は不明で、2人の他にルームメイトがいたという情報はない。 ある日、男性が、男が用意した食べ物が乗った皿を地面に投げた。2人がけんかをしていたのかは分かっていない。男は激怒し、男性を殴った後に砂利や土を男性の口の中に入れて殺害した。 殺害後、男は遺体を引きずって裏庭に運び、18インチ(45センチ)ほどの穴を掘って埋めた。穴が小さかったため、遺体の足が地面から突き出ている状態だったそうだ。 「裏庭に血痕が付いた墓のようなものがある」と通報があり、警察が現場に直行。警察が家に住んでいた男に対し尋問すると、殺害を自白したそうだ。庭からは遺体処理に使用したと思われる手袋やシャベル、血痕が見つかっている。 男は警察の調べに対し、男性が食べ物を投げて腹を立てたと明かし「彼(男性)が自分を軽視したと思った」「すぐには行動しなかったが、飲み物を飲んだ後に彼に近づいた(そして殴った)」「彼に立ち上がるように言ったが彼は動かず、死んでいることに気付いた」と供述している。男性は顔面に重傷を負い、肋骨と鼻を骨折していた。検死官は、男性の喉頭や気管、肺や胃の内部に砂利や土が入り、気道をふさいだことが死亡につながったと指摘している。警察によると、男は遺体を裏庭に埋めた後、ベッドで寝たそうだ。 男は第一級殺人罪で起訴された。なお、男は事件前に不法移民であることが明らかになり、メキシコに強制送還される予定だった。現在は入国管理局の元で管理されている。男は男性について名前しか知らなかったと話している。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「恐ろしいニュース」「食べ物を投げるのは良くないけど、それだけで人を殺すなんて。あり得ない」「もっと深く穴を掘って遺体を埋めていたら遺体が見つからなかったと思うと怖い」「移民ということも気になる。移民に対しては、ケアするのか自国に帰させるのか考えるべき」といった声が上がっていた。 ささいなことで人を殺してしまう男は恐ろしい人物だ。ルームメイトの身元の特定も急がれる。 記事内の引用について 「Illegal immigrant admitted to killing roommate for tossing plate of food: cops」(New York Post)より https://nypost.com/2023/02/20/illegal-immigrant-bryan-marquez-charged-with-murdering-roommate/ 「Man killed by roommate 'for throwing food' found with foot sticking out shallow grave」(The Daily Star)より https://www.dailystar.co.uk/news/world-news/man-killed-roommate-for-throwing-29270378