オンライン英会話レッスン Preply(プレプリー)は5月14日、「海外移住願望」に関する調査結果を発表した。同調査は4月16日~21日、18歳~29歳の日本人660人を対象に、インターネットで実施した。
現在、または今後5年以内に、日本から移住して海外で暮らしたいという願望があるか(予定があるか)尋ねたところ、40.8%が「はい」と回答した。いずれ日本に帰ってくるつもりで一時的に海外に住みたいのか、それとも永住したいのか聞くと、49.1%が「永住したい」、43.9%が「一時的に住みたい」と答えている。
日本を離れたい理由の1位は「賃金が低いから」(46.3%)だった。2位は「日本の経済状況への不安」(31.6%)、3位は「日本の政治に対する不信感」(27.8%)となっている。
海外に住みたい理由を聞くと、最も多い回答は「海外の文化に興味があるため」(18.3%)で、「キャリアアップや海外就職のため」(17.1%)、「リモートワークが可能なため」(14.8%)と続いた。海外移住で心配なことを尋ねたところ、49.1%が「金銭面」、43.1%は「言語や文化の違い」と答えた。
移住したい人気国は12ヶ国だった。中でもアメリカは特に人気が高い。
年齢を重ねるにつれ、海外で暮らしたいと思うことは増えてきたか、それとも減ってきたか尋ねると、33%が「増えた」、23.8%「減った」と回答した。