譲渡会で申し込みがゼロだった猫 さびしそうな動画を公開したとたん…?

保護動物の譲渡会は、犬や猫たちにとって家族が見つかる絶好の機会といえるでしょう。
アメリカのカリフォルニア州にある猫の保護施設『スミッテンズ・レスキュー』が譲渡イベントを開催しました。
イベントの前日、『スミッテンズ・レスキュー』はSNSで、3歳のモンテくんという猫を紹介。
元気いっぱいのモンテくんに注目が集まることを期待していました。
その翌日、モンテくんは譲渡イベントに参加したのですが…なぜかモンテくんに興味をもった人は1人もいなかったのです。
『スミッテンズ・レスキュー』はさびしげなモンテくんの姿とともに「里親募集イベントではモンテの申し込みはありませんでした。彼の家を見つけるためにどうかこの投稿をシェアしてください!」と動画を投稿しました。
すると、この投稿が拡散されて、「モンテの里親になりたい!」という人たちが続々と現れます。
そして2日間でなんと40件もの里親希望者からの申し込みがあり、投稿の2日後には家族ができたのです!
里親の家で幸せそうな表情を見せるモンテくんの動画には、祝福の声が寄せられました。
譲渡イベントが開催された日、丸1日会場にいたにもかかわらず、誰からも興味をもたれなかったモンテくん。
しかしそれは、モンテくんが現在の飼い主さんに出会うためだったのかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]