佐渡市で14日、江戸時代の北前船を復元した大型船を披露するまつりが7年ぶりに開かれ、観客がその勇壮な姿を目におさめました。
江戸時代の北前船を原寸大で復元した「白山丸」。
佐渡市では文化を後世に伝えようと7年ぶりとなる「白山丸まつり」が開かれ、全長およそ24mの船が展示館から引き出されました。
その後観客も参加し、巨大な帆を立ち上げるため船内のろくろを力いっぱい回していきます。
【参加した人は】
「(ろくろを回してみて)狭い中で昔の人は作業していた事がわかった」
【千石船・白山丸の会 石塚敏行会長】
「若い人が参加してくれてやっていけるのは非常にうれしい。後世に残していきたい」
白山丸は7年ぶりに帆が風にたなびく勇壮な姿を見せていました。