“佐渡島の金山”世界遺産登録に備え “ライドシェア”事業導入へ実証調査「安心して乗れるシステムに」

世界遺産登録に備え佐渡市では観光客の受け入れ準備が進んでいます。26日から行われるライドシェアの実証調査に向け、24日、ドライバーへの最終確認が行われました。

佐渡金山の歴史を紹介する施設では24日、外国人観光客に対応した看板が設置されるなど観光客の受け入れへ準備が進められていました。その一方で…

【佐渡市 渡辺竜五市長】
「市内のタクシーは6事業者約50台。観光シーズンにはタクシーが不足する状況が発生している」

課題に上がっているのが、タクシー不足です。

そこで、市は一般ドライバーが自家用車でお客を運ぶライドシェア事業の導入を検討。事業には10人のドライバーが登録し、26日から始まる実証調査を前に運行前の最終確認が行われました。

ドライバーはアルコールの検査方法やナビシステムの使い方を学びスムーズな運行ができるよう確認していました。

【参加した人】
「世界遺産になったときに貢献できればと思いまして参加させていただきました」

【佐渡市役所交通政策課 高津孔課長】
「是非この機会に安心して乗れるシステムになるのでご利用いただきたいと思う」

実証調査は26日から9月1日まで行われ、調査後は事業の導入に向けてデータを検証するということです。