「こういう貼り紙が好き」 臨時休業の理由に「泣いた」「見習いたい」

規模にもよりますが、大半の店は定休日をあらかじめ設けた上で営業をしています。
しかし、時にはさまざまな事情で突然店を休みにすることも。そういった場合、店側は客に情報を伝えるべく、ウェブサイトや店頭で告知を行うものです。
キニー・コーヴェル(@kinee_tapioka)さんがXに投稿したのは、まさに『やむを得ない理由』での休業告知でした。
ある日、インド料理店の前を通りがかった投稿者さん。店はシャッターが下りており、1枚の貼り紙が掲示されていました。
どうやらこの店は、ある事情によって数日もの間、店を休むことになった模様。そこで店主は貼り紙を通して、突然の休業について伝えることにしたようです。
手書きでつづられた『事情』を読み、投稿者さんは笑みを浮かべます。なぜならば、そこには誰もが快く了承する理由が書かれていたのですから!
妻から「誕生日プレゼントは休みが欲しい」といわれ、3日間休業にすることになったという、店主。
夫婦で店を切り盛りする日々は多忙なはずです。だからこそ合間をぬって、2人でゆっくりと休む、まとまった時間が作りたかったのでしょう。
家族への愛が伝わってくる、手書きの貼り紙。この告知を読んだら、常連客を含む誰もが、優しくその背中を押すに違いありません。
この光景を見て「こういう貼り紙、好きだな」と、ほほ笑ましい気持ちになったという投稿者さん。ネット上でも同様に、たくさんの人が心癒されたようです。
・尊さに泣いた。素敵なお休みになりますように!
・この貼り紙を見たら「きっと温かくていい店なんだろうな」って、近いうちに行きたくなっちゃいそう。
・この考え方を見習いたい。日本人は真面目だけど、もっと家庭を大切にしてもいいかもね。
客をがっかりとさせるどころか、笑顔にしてくれるであろう、臨時休業の告知。
大切な家族とゆっくり心身を休ませたあかつきには、よりおいしさの増した料理を笑顔で振る舞ってくれることでしょう!
[文・構成/grape編集部]