新潟市で“液状化した宅地復旧”の補助申請スタート 最大766万円の補助に安堵の声「何とか生活取り戻せる」

能登半島地震で液状化した宅地の復旧工事に対し、最大766万円が補助される制度の申請が8月13日、新潟市で始まりました。相談に訪れた人からは、「なんとか生活を取り戻せる」と安堵する声も聞かれました。

【松村道子キャスター】
「窓口開設からまだ1時間ほどですが、相談ブースは120分待ちと多くの人が訪れています」

13日、申請が始まったのは、液状化が確認された宅地の原型復旧や沈下防止のための地盤改良・傾斜の修復にかかる費用を補助する制度です。

個人が行う復旧工事が対象で、補助の上限は766万6000円です。

【窓口に訪れた人】
「かなり大きい。地盤補強の補助なので、これから家を建て替える関係でだいぶ助かる」

【窓口に訪れた人】
「発災当時はこれからどうしようという感じだったが、これを使っていけば、なんとか生活は取り戻せるかな。だいぶ安心した」

【新潟市まちづくり推進課 横田浩司 課長補佐】
「既存の制度と合わせて今回の制度を活用していただいて、生活再建に向けて一歩でも前進できれば」

申請・相談の窓口は西区役所と古町ルフルに設けられていて、8月22日からは江南区でも開設されます。