大学受験で第1志望に合格した人の約8割、○○ができた – それは?

学習塾「武田塾」を全国に展開しているA.verは、受験勉強の参考書活用に関する実態調査結果を1月30日に発表した。調査は2022年9月22日~25日、一般受験で第1志望の大学に合格した人111人を対象に行われたもの。

まず、受験生の時に自分に合った参考書を見つける事ができたか聞いたところ、「はい」が76.7%、「いいえ」が6.3%という結果となった。

「はい」と回答した人に、自分に合った参考書を選ぶにあたり、何を重視したか尋ねてみると、72.9%が「自分のレベルと合っているか」、63.5%が「解説の充実度」、35.3%が「ページ・イラストの見やすさ」と回答した。

そのほかに、「自分の志望校の問題形式と類似しているか」や「苦手分野を克服できる要素が含まれているか」などの回答も得られている。

自分に合った参考書を見つける事は、第1志望の合格に効果的であったと思うか聞いてみると、「非常にそう思う」が56.4%、「ややそう思う」が40.0%という結果となった。

自分に合った参考書を繰り返し活用したかの質問では、「はい」が92.9%、「いいえ」が3.5%となった。

参考書を活用した学習で不安や悩みについては、「非常にあった」が16.2%、「ややあった」が38.5%という結果に。

「非常にあった」「ややあった」と回答した人に、参考書を活用した学習に関する不安や悩みを質問すると、「受験当日までのスケジューリング」が49.1%、「モチベーションの継続」が42.1%、「参考書を活用した勉強方法」が33.3%となった。

そのほかには、「参考書によって解説で重要視する点が違う」「勉強方法が合っているか、他のライバルは何を使ってるのか」「自分の学習方法の是非や、周りとの学習進度の差がよく分からなかった」などのコメントも寄せられた。