議席4倍増の国民民主党・玉木雄一郎代表「ポストはいりません。政策を実現してほしい」 「Nスタ」に生出演

TBS系情報番組「Nスタ」(月~金曜・午後3時49分)に国民民主党の玉木雄一郎代表が生出演した。
27日に投開票が行われた第50回衆院選で、国民民主党は改選前の7議席から28議席と大きく伸ばし大躍進した。自民党は191議席、公明党が24議席となり与党で過半数の233議席には届かず、国民民主党の動向に大きな注目が集まっている。
玉木代表は主要ポストと引き換えに与党と手を組む可能性があるか問われ「ポストはいりません。政策を実現してほしいなと思っています」と断言した。選挙戦を通じて訴えてきた「手取りを増やす」ための政策実現を重要視。「経済政策を訴えて一定の支持をいただいた。この政策を実現しないと支持していただいた方の期待に応えられない。ぜひ掲げた政策を1つでも2つでも政府与党にのんでいただいて、実現してもらいたいし、そこを強く求めていきたい」と話した。
現時点で他党との連係は「具体的な話はない。幹部が各党と始めていると思う。自民党さんからはすでにそういう話はあると思う。立憲さんからはまだ聞いてませんけど」とした。結党以来の党是「対決より解決」を掲げてきた。「対決じゃなくて協議して解決策を見つけようと言って、我々にこれだけの票が入った。日本の政治文化を変えていく1つのきっかけにしたいなと思うんです。対決型の国会から丁寧に合意形成をする国会に変えていく。そのきっかけになれば、(与党の)過半数割れは必ずしも悪いことではない」と主張した。