「凍み死んでまうぞこれ…」-17度 東海地方有数の極寒の地でダイヤモンドダスト 光は柱になり…岐阜県高山市六厩

厳しい冷え込みが続いていますが、だからこそ見られる絶景の撮影にチャレンジしました。(桜沢気象予報士)「名古屋のCBC前です。午前2時半。3.1度。もっともっと冷え込むと、すごい絶景が見られるので、いまから“絶景の撮影”に行きます!」向かったのは岐阜県山間部。この雪深い地域で見られるというのが…
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ダイヤモンドダスト。強い冷え込みで空気中の水分が凍り、その結晶が日の光に当たって、輝く真冬の絶景です。しかし…一か月前に見に行ったとき、ダイヤモンドダストは現れたものの、キラキラ輝くには、まだ冷え込みが足りなかったのです。(桜沢)「今回はかなり冷え込んでいますので、キラキラ度が違うんです。今回は違いますよ!」
CBC
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(桜沢)「到着しました!寒い。肌が出ているところが刺す様に痛い」やってきたのは岐阜県高山市荘川町六厩。標高約1000メートルと高いため、東海地方で最も冷え込む地区といわれています。(桜沢)「ここわかるかなぁ?木がキラキラしていますね」
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これは「霧氷」といって、空気中の水分が枝に凍り付き、結晶となる現象。(桜沢)「天然のクリスマスツリーみたい」
地元の人にとっても、この日は厳しい寒さだったそうで…(住民)「寒いです!寒いです!寒いです!荘川の人たちだと『しみしんでしまう』って言う。『凍みる』って凍るって意味ですよね。「どえらい寒いな。凍み死んでまうぞこれ」って言います(笑)」
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(桜沢)「まもなく日の出。だいぶ明るくなってきました。そして、皆さんダイヤモンドダスト狙いです」この日の最低気温は-17.6度。前回より約5度も低い、絶好の条件です。果たして。
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(桜沢)「きたー!太陽が昇ってきました。ダイヤモンドダストどうだ~ 出ました!ダイヤモンドダスト~!きょうは、たくさんでています!!」
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空気中にきらめく、無数のダイヤモンドダストです。前回の撮影とは比べものにならない迫力です。(桜沢)「私の周りにキラキラしたものが飛んでいます。まるで神秘の世界に入ったようです」さらに「サンピラー」と呼ばれる光の筋も現れ、幻想的な真冬の絶景にめぐりあえました。リベンジ「大・成・功」です!では、-17度の世界でこんなことやってみました。
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夜明け前から干していたシャツやジーンズは固まって、立ててみると…。(桜沢)「あたたた、倒れた。透明人間みたいですね」シャボン玉は、割れることなく、あっという間に凍り付きます。そして、カップ焼きそばは1時間ほどで。
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(桜沢)「食品サンプルみたいです」まるで、固焼きそばのよう。-17度の世界は、寒さを忘れるほどの美しさが広がっていました。
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