フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜・午前8時)は3日、近畿日本ツーリストが2日に新型コロナウイルスワクチン接種業務などを受託した事業の過大請求の総額が、書類の不備など疑いのあるものも含めて最大で約16億円となり、請求先は全国86の自治体や企業に上るとの社内点検の結果を公表したことを報じた。
近畿日本ツーリストの高浦雅彦社長記者会見し「社会の信頼を裏切り、多大な迷惑をかけたことを改めておわび申し上げる」と謝罪した。
コメンテーターで弁護士の若狭勝氏は「小さい会社はこれまで過大請求で詐欺で捕まっていますけど」とし「本当に大きな会社ですから、過大請求っていうと言葉は、ちょっと緩やかですけど、間違いなく詐欺罪っていうふうに該当する可能性が高いですから、社長の会見は甘すぎます」と指摘した。
その上で「社長は会社ぐるみじゃないんですと言うなら。社員をやった人を詐欺で告発する、と。そのぐらいの態度を示さないと。税金ですから。これは許せないです」と憤慨していた。