藤井六冠「中終盤で読み足りず」名人戦第3局は渡辺名人が勝利 七冠達成と最年少名人目指す藤井六冠の2勝1敗に

将棋の藤井聡太六冠が、最年少名人記録の更新と七冠達成をかけて挑む「名人戦」の第3局は、渡辺明名人が勝利しました。

大阪府高槻市で行われた、「名人戦」七番勝負の第3局。2日目となる14日は、昼まで藤井聡太六冠がペースを握っていましたが、中盤、藤井六冠が勝負に出たところで渡辺明名人が逆転し、午後8時20分、87手で勝利しました。

渡辺名人:
「ここまで結果が出ていなかったので、とりあえず良かったかなと」

藤井六冠:
「中終盤で読みが足りなかった。次局以降修正できればと」

藤井六冠にとって、七冠達成と40年ぶりとなる最年少名人記録の更新がかかる名人戦は、これで2勝1敗になりました。第4局は5月21日と22日、福岡県飯塚市で指されます。