林芳正外相、ロシアへの経済制裁は「継続することが重要」 取り組み強化をG7各国と確認

参院決算委員会が22日、国会内で行われ、林芳正外相がロシアへの経済制裁について言及した。
日本維新の会・松沢成文氏は、先進7か国首脳会議(G7広島サミット)が終了したことを踏まえ「ロシアに対する経済制裁の実効力を上げるために、どのように取り組んでいくことになったのか」と質疑した。
これに対し、林氏は「ロシアの侵略を終わらせるためには、G7をはじめとする同志国が結束を維持し、厳しい対応、制裁を継続することが重要」と述べた上で、「G7では、対ロ制裁の強化に向けた具体的な取り組みについて一致した」と答弁した。主な制裁に関しては、ロシアの侵略を支える重要な品目への輸出制限などを挙げ「取り組みの強化について(G7参加国と)確認をした。議論を踏まえて引き続き対応したい」との考えを示した。