5月29日、新潟県小千谷市の中学校で、北朝鮮による拉致被害者・蓮池薫さんが講演を行いました。
【蓮池薫さん】
「将来の問題でもない。過去の問題でもない。まさに今の問題だということを皆さんにも知っていただければ」
蓮池さんなど5人が帰国を果たした当時のことを知らない生徒たちに、自身の経験を交えながら今も帰国を果たせていない被害者がいる現実について伝えました。
【生徒】
「自分が思っていたよりも、拉致の行為というのは強制的で人権がすごく侵害されているものだと思った」
【生徒】
「拉致問題というのは現在進行形の問題であり、人々の大切な夢と絆を奪ってしまう、とてもおそろしいものだと肌で直接感じることができた」
【蓮池薫さん】
「(中学生に)拉致問題を動かす当事者のような気持ちを少しでも持ってもらいたい」