「終わりではなくてその先がずっとある…」藤井聡太七冠(20)偉業達成 谷川浩司十七世名人や羽生善治九段からコメント

藤井聡太六冠の「七冠」への道、ついに偉業達成となりました!1日の名人戦で勝利し、見事最年少での名人のタイトル獲得と七冠を達成した将棋の藤井聡太七冠(20)。
「名人奪取おめでとうございます!」地元、愛知県瀬戸市のせと銀座通り商店街では、1日午後7時頃、くす玉が割られました。
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(永岡歩アナウンサー)「大きな拍手です。最年少名人、そして藤井聡太七冠誕生を祝い、くす玉が割られました」
最年少での「名人」のタイトルを獲得、そして「七冠」達成。1日大いに沸いた藤井聡太「七冠」の地元、愛知県瀬戸市。全国から集まっていた将棋ファンは。(東京から来た女性)「地元の皆さんと一緒に名人になった瞬間を見られて、もう感動。本当に嬉しかった。きょう(東京から)来てよかったです」
(熊本から来た男性)「うれしいです。相当うれしいです。劣勢の時もあり、ドキドキしたけれど良かった」(地元瀬戸市の女性)「贅沢かもしれないが、『八冠』が視野に入ってきた。頑張ってほしい」
2023年6月1日。日本将棋界の歴史に新たに加わった1ページ。終局後の会見で藤井七冠は。
(藤井聡太七冠)「名人という言葉には、子どもの頃から憧れの気持ちを抱いていた。今回獲得できたことについては、すごく感慨深いものがあった。ただ、その立場に立ってみると、それで終わりではなくて、その先がずっとある。それを見据えてやっていきたい」
CBC
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40年前に、当時の最年少名人の記録を作った谷川浩司十七世名人(61)は、こうコメントしました。「記録というのは、それに相応しい人が持つべきと考えるようになりました。40年前の言葉をもう一度使わせていただくと、中原十六世名人からお預かりした最年少名人の記録を、無事、藤井新名人にお渡しできた、という心境です」
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また、これまでの史上最年少七冠の記録保持者、羽生善治九段(52)は、「前人未踏の大記録の達成は、将棋に興味を持つ子どもたちに、大きな夢と希望を与えます。(中略)フロントランナーとして、さらなる飛躍をとげ、活躍されることを期待しています」