執行猶予付きの有罪判決 帰還困難区域などで女性の下着窃盗の元警察官 控訴はしない意向 木元優被告(39)

判決によると、福島県警察本部の元警察官、木元優被告(39)は2022年10月、福島県大熊町の帰還困難区域などの空き家に侵入し、女性の下着を盗んだもの。

5月30日の判決公判で、三浦隆昭裁判官は「被害者に強い嫌悪感を生じさせるばかりでなく、警察全体の信頼を失墜させかねない悪質な犯行」などと指摘した上で「反省の態度を示している」として、懲役2年・執行猶予3年の判決を言い渡した。
判決後、三浦裁判官は「下着への執着を自分でどう整理するか考えることが一番大事」などと木元被告を諭した。

福島テレビの取材に対し、木元被告は「控訴しない」と話している。