世界で活躍する人材の育成に取り組む新潟県三条市の三条高校が元横綱・日馬富士がモンゴルに設立した学校と交流を行うことになり、調印式が行われました。
【桶屋美圭アナウンサー】
「三条市にある三条高校です。生徒たちの温かい拍手に迎えられたのは、元横綱の日馬富士さんです」
6月5日行われた「新モンゴル日馬富士学園」との調印式。
三条高校は世界で活躍する人材を育成する文科省の「ワールド・ワイド・ラーニングコンソーシアム構築支援事業」の拠点校として、これまで様々な探求活動を行ってきました。
その三条高校が新たに交流することになったのが、元横綱・日馬富士さんが母国に設立した小中高一貫校の新モンゴル日馬富士学園。
調印式ではモンゴルとオンラインでつなぎ、生徒が英語で三条高校について伝えました。
【生徒】
「三条高校は生徒たちが楽しめる学校行事がたくさんあります」
一方、新モンゴル日馬富士学園は映像で学校生活を紹介。両校の生徒による校歌の交換も行われ、交流を楽しみました。
【生徒】
「言葉は違うけれど、私たちも英語で話して、お互いで言語の壁を乗り越えられた。話もある程度分かってよかった」
【生徒】
Q.これから日本のどういうところを知ってほしい?
「相撲道や日本の礼儀は小・中と先生方からたくさんの学びを得ているので、モンゴルの人たちと教え合いたい」
そんな生徒たちに日馬富士さんも期待を寄せています。
【新モンゴル日馬富士学園 日馬富士公平 理事長】
「いい刺激になると思う。必ず、日本にないものがモンゴルにあって、モンゴルにないものが日本にある。そういう意味では、生徒たちも燃えて良い勉強・提携ができるのでは」