酸欠の可能性… マンホールで作業員2人死亡 業務上過失致死も視野に捜査【新潟・長岡市】

新潟県長岡市の図書館で6月5日、マンホールに入って作業していた設備会社の作業員2人が死亡した事故で警察は6日朝から実況見分を行い、業務上過失致死の疑いも視野に捜査を行っています。

死亡したのは、見附市今町の山田栄二さん(47)と小千谷市三仏生の細貝彰さん(28)です。

2人は5日午後5時前、長岡市立中央図書館の地下排水溝に通じるマンホールの中で意識不明の状態で倒れているのが見つかり、その後、搬送先の病院で死亡が確認されました。

警察によりますと、2人は長岡市の設備会社に勤務していて、長岡市からトイレの改修工事の依頼を受けていたということです。

現場となった図書館では6日午前10時ごろから警察と労働基準監督署が実況検分を行いました。

死因は判明していませんが、2人は酸欠になった可能性があると見られていて、警察が業務上過失致死の疑いも視野に捜査を進めています。