【続報】スキー場のコース外に…救助要請していた30代男性を無事救助 命に別条なし【新潟】

2日、新潟県妙高市のスキー場でスノーボードをしていた30代男性がコース外に外れて戻れなくなりました。警察はヘリでの救助にあたったものの、視界不良で救助できず、3日朝再び救助に向かう方針でしたが、3日午前0時半ごろに民間の救助隊によって無事救助されました。

2日、午後2時45分ごろ、妙高市両善寺のロッテアライリゾートスキー場に愛知県から訪れていた30代男性から「コース外に外れてコースに戻れなくなった。助けて欲しい」と警察に連絡がありました。

地上からの救助が難しいと判断し、警察は2日、ヘリでの救助にあたりましたが、視界が悪く救助を断念。

男性には3日朝に救助に向かうことを伝え、その場から動かないよう指示していました。

一方、男性から直接要請を受けた民間の救助隊が2日午後7時10分ごろ、ゴンドラに乗って、遭難現場へと向かいました。救助にあたったのは、周辺の山の状況などを熟知する妙高山域対策連絡会が編成した救助隊2人で、2日午後8時半ごろ男性を発見。その後、一緒に歩いて下山し、3日午前0時半ごろ警察などが男性を保護したということです。

男性にけがはなく、命に別条はありません。

警察によりますと、男性は「コース外に出るつもりはなかったが、結果として出てしまった」と話しているということです。